肖欣さんの思い出

日記

その昔、13年前の事、知り合いの紹介で肖欣という中国人女性と知り合った。彼女は当時23歳。私は50歳だった。

 

物怖じしない明るい女性で、スマートでチャーミングな女の子。祖国から離れた日本の地で友人達と頑張っていた。

 

私を神戸のお父さんと呼び、短い間ではあったが、私には娘が一人増えた様な気になった。

 

招かれて彼女の友人達とのパーティに行った事がある。火鍋パーティで、誰かが唐辛子を入れ過ぎたらしく、四川の子達も辛いと言っていたが、日本人の私が一番平気だったのも良い思い出だ。

 

付き合いは短くとも、思い入れの強さで、人生のオアシスのように感じる記憶がある。肖さんもそういう思い出の人で、彼女の笑顔は忘れたことはない。

 

数年してスカイプを偶然見たら、肖さんからお元気ですかとメッセージが残っていた。私も折り返したが、見た時点で随分と日にちが経っており、彼女はスカイプを辞めたのだと悟った。

 

そして今日、36歳の2児の母となった肖さんから電話があった。成都からわざわざ電話をかけてくれたのだ。

 

中国人は義理堅い人が多い。日本人よりも義理堅い。私は何度か中国人の義理堅さに驚いた事がある。

 

私は彼女に遠く離れている千葉の娘を投影していたのかも知れない。多少なりともできる事があれば、してあげたかったし、またそういう気持ちにさせる素直な女の子だった。

 

また彼女の友人も明るい子ばかりで、会社の帰りに喫茶店で待ち合せて話をした事がある。日本の若者が失っていた活き活きとした勢いがある素敵なお嬢さんたちだった。

 

電話をもらって驚きとともに、大きな喜びを得た。すぐにWechatをダンロードし、チャットで会話した。そこには昔のままの明るい肖さんがいた。

 

嬉しい。とにかく嬉しい。今日という日と肖さんに感謝。

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